一戸建てにサンルームを設けるメリットと注意点とは?
サンルームは今、日本の一戸建て住宅にも設置されており、使い勝手や見た目の良さで人気を集めています。今回は、サンルームを設置するメリットと、注意点についてご紹介していきます。
活用用途の幅広いサンルームですが、設置コストや固定資産税も視野に入れておく必要があるでしょう。
サンルームのメリットとデメリットを知り、素敵な家づくりに役立てください★
洗濯物の多い家なら必須?一戸建てにサンルームをつけるメリットとは?
サンルームとは、リビングなどのフロアから延長するように設けられた、三方の壁と天井がガラスで囲まれたスペースを意味します。
サンルームのメリットは以下の4つです。
太陽光が取り込めるので部屋が明るくなる
サンルームは壁も天井もガラス張りなので、非常に明るい空間です。
そこから続くリビングなどの部屋も、非常に明るくなるメリットがあります。
雨や花粉・PM2.5を機にせず洗濯物が干せる
サンルーム最大のメリットであり、便利な利用用途として挙げられるのが、物干し場所です。
太陽光が取り込めるので洗濯物の乾きは申し分なく、雨風はブロックしてくれるという優れた性能を発揮します。
間取りに開放感が生まれる
サンルームは、リビングなどからフロア続きで設けられたスペースです。
ガラス張りの空間、そしてその形から、サンルームのある一戸建てには開放感が漂います。
サンルームが断熱の機能を果たす
また、部屋全体が外気と接する前にサンルームを経由するため、自然と断熱効果も生まれます。
一戸建てなら税金が上がる!サンルームを設ける際の注意点とは?
部屋全体や外観の見た目も良くなり、機能性も利用用途も豊富なサンルームですが、設置する際は4つの気をつけたいポイントがあります。
設置費用は高くつく
サンルームはガラスの占める割合が多いため、一般的に設置コストは高いといわれています。
台風や大雨の多い地域は設置そのものにリスクがある可能性も
サンルームは露出する部分がガラスでできているため、通常の家より耐久性に劣ります。
ごく稀ですが、台風で飛ばされた物が当たることで、ガラスが割れるなどの被害が大きくなる恐れがあるのです。お住まいの地域に自然災害が多いのであれば、設置そのものを検討するほうがよいでしょう。
サンルームは固定資産税の課税対象となる
リフォームの際は特に注意が必要ですが、サンルームは固定資産税の対象です。
また、建ぺい率がギリギリで建っている家にサンルームは設置できません。
冬は寒く夏は暑い
断熱効果を担うサンルームですが、サンルーム自体は外気の影響を受けやすくなっています。
外は寒く夏は暑いので、サンルームで過ごしたい場合には、空調設備がいるでしょう。
一戸建てにサンルームを設置するメリットと、設置する際の注意点を見てきました。
非常にお洒落で使い勝手の良いサンルームですが、ガラス張りであることから手入れも必要です。
設置に向けて一定のコストはかかるので、それらも見込んだうえで検討しましょう。
ぜひ、ご参考ください(*^_^*)