独身女性がマンションを購入する場合のポイントとは?
かつてマンションは男性が購入するのが一般的でした。
しかし、昭和60年の男女雇用機会均等法の施工以来、女性の社会進出がすすみ、現在多くの独身女性がマンションを購入しています。
そこで、女性がマンションを購入する場合の注意点や選ぶべき物件の特徴についてご紹介させていただきます。
独身女性が選ぶなら駅近物件がオススメ!その理由とは?
マンションを購入する女性の多くは30代後半~40代で、ある程度収入が安定した金銭的なゆとりのある世代といえるでしょう。自分が住むことを前提とした、コンパクトマンションを購入するケースが増えています。
しかし、結婚などによりライフステージが変化する可能性があるため、資産価値を重視して選ぶ必要があります。その点において、駅から5分以内の駅近物件は【人気が落ちない】物件の代表格といえるでしょう。
立地のよいマンションは売りやすく貸しやすいため、自分が住まない状況になっても対応しやすいのです。さらに【築年数が浅い】【2階以上】【南向きや東向き】などの条件が備われば、資産価値は高くなります。
マンション購入時の資金計画についての注意点
資金計画はもっとも重要です。
月々の返済可能額を基準に考え、借入れ可能額に惑わされないようにしましょう。借入れ可能額とは金融機関から借りることができる最大金額をいい、収入によって決まります。
いろいろな物件を見ていくと、どうしてもグレードの高い物件に目が行くようになり、もともと数千万円という価格ですから、100万円単位の差が気にならなくなりがちです。
その結果【いくらまで借入れできるか】を基準にマンションを購入し、毎月の返済が厳しくなったということにならないよう、十分に注意しましょう。
ライフスタイルやライフステージの変化への対処を検討しておく
ライフスタイルやライフステージの変化に柔軟に対応できるかどうかを考えることも大切です。返済計画を立てる際には、今の収入をベースに考えるだけでなく、結婚をした場合にマンションをどうするか、あるいはリストラや親の介護で働けなくなった場合にどう対処するのかもあらかじめ検討しておくことが必要です。
まとめ
マンションを購入する女性の年収は300~500万円台が多いようです。キャリアを積み、ライフスタイルを確立した女性ならではの買い物といえますが、【自分が住みたい物件】にこだわりすぎると、生活の変化にフレキシブルに対応できない場合があります。
ライフステージの変化にも対応しやすい物件を選ぶことに重点を置き、物件の将来的な動向などについては不動産会社などに相談することをオススメします。