築浅の一戸建てを売却する際には早期売却が基本となります。
今回は、築浅の一戸建てを売却する際に大切な、売却理由とコツをご紹介します。
売却時に、買主からなぜ売却をすることになったのか聞かれる場合があるためです。
売却理由について明確にしておかないと、欠陥や瑕疵を疑われる原因になり、結果的に契約不適合責任を問わる可能性もあります。
一般的に築浅の一戸建てを売却するきっかけとしては、離婚や転勤による生活の変化や、何らかの金銭的問題によってローンが払えなくなったというものがあります。
近隣トラブルや欠陥があることを伝えずに売却を進めようとすると、トラブルにつながる場合があるので理由については正直に伝えるようにしましょう。
築5年経過した一戸建ての売却相場は物件購入時の50%、築10年経過すると50%以下にまで下落してしまいます。
売却価格が下がる前に、できるだけ早めの売却が重要になるわけです。
まずは、周辺の土地価格を正確に調べ適正価格で売り出すようにしましょう。
まだ競合物件が少ないからといって適正価格から大きく外れた価格で売り出してしまうと売却が遅れてしまう原因になります。
住宅以外のエアコンなどの設備をそのまま残すかどうかを検討することも重要です。
一戸建てを売却する際は設備を撤去することが多いですが、築浅の場合は設備も比較的新しいため買主との相談の上、残すかどうかを決めることで購入希望者が増加します。
ローンが残っている場合は、売却後に手元に残るお金でローンが完済できるようにしておくことも大切です。
売却を進めるには住宅ローンの完済が前提となるため、これを計画的に考えておかないとあとでトラブルになってしまう可能性があります。
最後に、売却には多額の税金を払う必要があるので節税対策も忘れずにしておきましょう。
売却する理由はさまざまありますが、正直に買主に伝えておくことでトラブルを避けることにつながります。
計画的に売却を検討し、進めることで損をしない不動産売却を進めていきましょう。