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固定資産税を滞納しても不動産の売却は可能?

豆知識



昨今、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、固定資産税を滞納してしまう方が増加していると言われています。
ここでは、固定資産税を滞納してしまうとどうなるのか、滞納しても不動産の売却は可能なのか、売却できる条件、売却方法をご紹介いたします。
固定資産税を滞納してしまい不動産の売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

固定資産税を滞納してしまうとどうなるのか?
固定資産税を滞納すると、まず納付期限内に支払わなければ延滞金がかかります。
期限内に支払いをしていない場合は、税務署から督促状が届きます。
督促状が届いても放置しておくと、納付期限から1か月程度経過した時点で、財産の差し押さえが可能となり、差し押さえの可能性が高くなるでしょう。
財産の対象は、家などの不動産や自動車、給与や有価証券です。
差し押さえられたあとは、オークション形式で売却する公売にかけられて、その売却価格が納税に充てられるという流れになります。
ちなみに、公売によって不動産が売却される場合、相場より20%から30%程度安い売却価格になってしまいます。
そうならないためにも、固定資産税を支払えないのであれば、早めにその旨を税務署に伝え、支払いについて相談することが大切です。

固定資産税を滞納しても不動産の売却は可能?売却できる条件は?
固定資産税を滞納した状態でも不動産を売却することは可能です。
まず条件として、差し押さえ前の場合、滞納していた固定資産税を支払うことができれば、不動産の売却は一般的な方法でできます。
滞納している固定資産税を不動産の売却金で納税しても問題ありません。
ただ、差し押さえ後の場合は、不動産の登記簿謄本に差し押さえた旨が載ってしまうため、それを抹消しないと売却できません。
滞納している固定資産税を支払って税務署に頼めば、抹消してもらうことができます。
支払えない場合は、分割払いにしたり、支払えない事情を説明して交渉することで、抹消してもらえることもあるため相談しましょう。

固定資産税を滞納しているときの不動産の売却方法は?
まずは、身内である親族に不動産を売却する「親族間売買」という方法があります。
親族に不動産を売却し、その売却金で滞納分の固定資産税を納付することができます。
ただし、住宅ローンの融資を受けている状態の場合は、融資先の許可が必要です。
親族の買主が住宅ローンを利用する場合は、審査が厳しくなるでしょう。
また、住宅ローンの返済が残っている場合、融資先の同意を得て売却できる任意売却という方法もあります。
ほかにも、リースバックにて家を売却し、賃貸物件として借りて住む方法もあります。

まとめ
結論として、固定資産税を滞納していても不動産の売却は可能です。
ただし、売却できる条件を満たす必要があります。
ご紹介した売却方法を参考に、現在の状況と照らし合わせてどうするべきか早めに対応することが大切です。郡山市で不動産の売却をご検討される方は是非、サンズ株式会社へお任せください。何かご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ(^^♪


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